
そんな時だからこそ、元気を出していきましょう
…なんらぁまじで眠い
ってことで、今更下山レポ。
天候を見つつ、山荘で山小屋泊の先輩方を待つ。
…三脚どうしよう。また三脚抱えながら歩くのは嫌だ。
あ!雲台取っちまえばザックカバーの中に入るんじゃね!?
と言うか…ハンドルしっかり一本にまとめて、雲台折り曲げれば…よっしゃザックカバーなんとか掛かった!これで下山は完璧だぜ!
朝七時頃、雨もほとんど止み、今だ!と下山開始。
雨が止んでるとはいえ、いつ降ってきてもおかしくない。ザックカバーや雨合羽はフル装備のまま下山。
相変わらずガスで何も見えない。山の上にいる感が皆無。
だが、そんな俺らにサプライズが。
あ!ライチョウだ!
しかも合計3羽も姿を現してくれた。あいつらはやっぱ人間を敵として認識していないのかな。結構寄っても逃げない。
カメラはレインカバーの関係上出せなかったけどね…
いい出会いもあったし、雨も降ってないし、フル装備だけど涼しいしで快調に下山する。
また八方池あたりまできて、さすがに合羽とか脱ぐか?と相談し始めた頃にポツポツと雨が。
そして僅かな間で物凄い土砂降りが。
うわぁ…うわぁー。
リフト降り場から八方池までは大した上りでもないし木道とかも組まれてるから観光客がたくさん。そりゃもうたくさん。
そんな中、土砂降り。
木道渋滞。泣き叫ぶ子供。少しはマシになっていた視界もガスで埋まる。
なんか…なんか…なんか楽しくなってきた!
渋滞する木道を避けて、登山道コースにそれる。
うわっ!川になってんだけどwwww笑えるwwwwwwwwww
初www渓流下りwwwwwww
とか物凄いアドレナリンが分泌され、謎のテンションで半ば駆け下りるように下山する。
リフト乗り場まで一気に下り、屋根の下に避難してホッと一息。
糞重いザックを下ろす。
あ、ちなみに俺の今回の荷物は約20kgってとこでしたね。
ここで、下山開始時の
「よっしゃザックカバーなんとか掛かった!これで下山は完璧だぜ!」完璧じゃなかった。
無理やり三脚に引っ掛けるように掛かっていたものだから、片側が少しめくれていた。
うん、あの土砂降りの中。そっか。そっか…中身、どうなってるかな…
とりあえず、マジで雨の心配が皆無の時以外は一回り小さい三脚にすることをその時に決意した。
そして帰宅。
疲れているが濡れた山道具を放っておくわけにもいかないし、だらだらと後片付け。
ザックオープン。
うおっかなり濡れてる…
んーこれ多分雨だけじゃなくて、撤収したテントのフライやらグランドシートの水分が染み出してるのも大きいな。
スタッフバッグって防水ってわけじゃないからなぁ…
うわぁ、電子機器もすげぇしっとり、と言うかびっしょり?
急いでカメラやレンズなどを扇風機の前において放置。
シュラフやダウンの上着濡れてたら最悪だな…
とか思ったけど、それらはちょっと濡れた程度で済んだ。
一番被害にあっていたのは、ザックの一番下部にあった着替えとビニールに包んだモバイルバッテリー。
ビニールの中に水が…これはもう水没と言っても過言ではない…
とりあえず三脚っすね。
四段伸縮型の三脚を新たに買うか、ちょい小さめの三脚で我慢するか。
とりあえず今回持って行った三段伸縮型の三脚の出番は泊登山ではもう無いかもしれない。